血液中の脂質には、コレステロール、中性脂肪などがあります。 このような脂質が血液中に過剰にある状態を、高脂血症といいます。
高脂血症になると 総コレステロール値が、高いとそれに比例して冠動脈疾患を起こす可能性が 高くなります。 これらの病気は突然発症することもすくなくなく、死亡に至ることも多い疾患です。 病状が出たときには、手遅れになることもあります。 自分のコレステロール値に注意することが、重要です。
高脂血症以外の冠動脈疾患を、おこしやすくする危険因子の有無によって異なります。 冠動脈疾患なし、他の危険因子なし 220mg/dL未満 冠動脈疾患なし、他の危険因子あり 200mg/dL未満 冠動脈疾患あり 180mg/dL未満 実際の状況は、患者さんひとりひとりで違いますので、あなたの治療目標値は専門医に相談して下さい。
加齢(男性:45才以上 女性:閉経後)、高血圧、喫煙習慣、肥満、 糖尿病、冠動脈疾患の家族がいる、などが上げられます。
大きく分けて 食事療法、運動療法、薬物療法 食事療法:コレステロールや動物性脂肪を多く含むものを、でくるだけひかえる。 運動療法:無理のない運動を行い、長続きさせる。 薬物療法:自覚症状が無い為、専門医に、相談する。
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